デザインの「内」と「外」を考える際に立ち上がる境界面の一つである「展示」。展示会や見本市への出展は、作品の形状や質感、あるいは背景を通じて、今後そのモノとどのような関係を築いていけるかを多くの人に確認してもらうことにほかなりません。一つの作品が出来上がったら、それをどこでみせるのかも重要な問題となります。
「デザインをみせる:デザインディレクションという仕事」では、世界的に活躍しているデザインディレクターの岡田栄造氏を招き、「デザインをみせる」という行為を掘り下げます。過去の仕事の中から、特に海外で発表された作品に焦点をあて、デザイナーと恊働して作品を世に送り出す「デザインディレクション」という仕事についてお話いただきます。
開催日
2012年3月22日(木)
時 間
18:30 開場
19:00-20:00 ゲストスピーカーによるプレゼンテーション
20:00-21:00 質疑応答&交流会
定 員
20名
参加費
無料(要事前申し込み)
スピーカー
岡田栄造(デザインディレクター) http://www.dezain.net/
1970年生まれ。京都工芸繊維大学准教授。千葉大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。大学でデザインの社会的プロセスについて研究するかたわら、デザインディレクターとして活動している。毎日更新のデザインニュースサイトdezain.netを主宰。
ファシリテーター
久慈達也(神戸芸術工科大学研究員)http://dm-lab.com/
1978年生まれ。ポータルサイトの運営や展覧会企画を通じて、芸術系大学における情報教育支援の在り方を研究。DESIGN MUSEUM LAB主宰。
[企画:久慈達也]